エアコンや冷蔵庫などは熱を移動させる装置である。その内で、冷やす機能というものは、熱をある場所から奪い取って、他の場所に放出することである。
ところで、熱はエネルギーである。奪い取ったエネルギーは、屋外、または室内に放出している。 したがって、その奪ったエネルギーを電力として電力会社に戻す仕組みができれば、トータルで負の消費電力が可能となる。
これを実現するには、熱の移動に要する電力よりも大きな電力を電源側に戻さなくてはならない。そうすれば、積算電力計が逆転して、エアコンを冷房モードで使えば使うほど電力料金が下がる。各メーカーにはこんな製品を発売して欲しい。
そんなバカなことが出来るわけがない!! 空想夢物語だ!!
と言われるかも知れないことは承知している。でも未来の家電として、可能性を研究しても良いではないか? こういうのを「逆転の発想」と言うんじゃないかな?
夏場のエアコンの電力消費は、バカにならない。この電力需のピーク需要は、電力会社にとって、困りものである。もし負の消費電力を持つエアコンや冷蔵庫ができたら、地球は助かるぞ。
まずは、現在と同じ冷却能力で、消費電力が半減する機器の開発を目指そう。