珍愚庵の提案

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珍愚庵の提案 034

FAX受信時に、けたたましくベルを鳴らさない

前の提案の続き。夜間、静かに時を過ごしていると、けたたましい電話のベル。「こんな夜間に、どんな緊急電話か?」と思いきや、話を聞くと、大して緊急でもないことがほとんど。ならばと、深夜の電話着信には応答しないことを決め込む。人は学習するもので、わが家では早寝の習慣があると思ってくれるようになり、あまりかかってこなくなる。しかしそれでも入ってくるのがFAXだ。FAXなら迷惑にならないと思っているのか?

ISDNの全盛期のように、FAX専用の番号があったら便利だが、ADSLを導入したときにやめてしまった。今でもアナログ回線を使っている多くの家庭では、FAX兼用の電話機を使っている。

電話機がベルを鳴らす前に、通話かFAXか、予め判別できると都合がいい。しかし、それは簡単ではあるまい。通常は、相手からのコールに手動または自動で反応して初めて判る。前の提案(033)が実現すれば、夜間は静かに4回ほど着信音を鳴らした後、自動応答で判別し、FAXを受信するか、「きょうはもう就寝いたしました」というメッセージを送ればよい。発信者には、1通話分の料金負担が発生するが、これも学習によって、無駄なことは次第にしなくなる。

困るのは、海外からの着信である。スカイプからの通話ならよいが、パソコンなど所有しない貧しい人からのコールなら、無駄な金を使わせるのは心苦しい。電話機が応答する前に、発信が国内からか、海外からかを判別することはできないか? もしできるのなら、海外からの着信には自動応答しないようにしたい。さらに国際電話専用の着信メロディーが流れたら、なお好い。


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