珍愚庵の提案

珍愚庵の提案

珍愚庵の提案 039

プラスチックの電池蓋を頑丈に

テレビやエアコンのリモコンは、電池蓋が壊れることが多い。たいていは、爪の部分が折れてしまう。原因は電池蓋の開け方が分からず、強引にこじ開けたり、リモコンを落下させたりするからだ。これは、ユーザーの責任である。

デジカメのオークションでは、電池蓋の爪が折れているだけで、落札価格が大きく下がることが稀ではない。爪が折れていると、実際に使い勝手が悪い。本体もどこか悪いかのような印象を与える。

爪が折れたとき、接着剤で修理するのは難しい。硬質プラスチック用の接着剤を使うのだが、やってみれば分かるように、まず成功しない。爪は接着面積が小さい割りに、大きな力がかかるので、一旦着いたように見えてもポロッと取れてしまうのだ。慣れた修理人なら、細い金属棒を埋め込んで修理できるが、そこまで時間とお金をかける気にもなれない。やむを得ず、セロテープのようなもので蓋を閉じ、我慢して使う。

爪は折れにくく造るべきだ。爪の幅を広げるなり、分厚くするなり、何か工夫して欲しい。爪が壊れてしまった場合のために、電池蓋だけを100円以下で提供するようにしていただけないか。


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